借金体験談

借金体験談まとめ

便利過ぎて安易に借金をすることが多くなってしまった。

現在20代の男で愛知県に住んでいます。

二十歳を超えたあたりから借金をすることが多くなってきた気がします。

最初にクレジットカードを作り、支払が滞っているのが現状です。

今はリボ払いという便利な制度があるので欲しいものはすぐに購入できますが、支払わなければならない金額もどんどん増えていきます。

クレジットカードの支払いに関しては毎月の稼ぎとたまに参加する治験のバイトで賄っているのでそこまで危機感は感じられません。

現在でも続いている支払いはこれくらいですが以前、車で事故を起こしたときに初めてキャッシングを行いました。

運転していた車は無保険で10:0で自分の過失だったためです。

本来なら相手方の保険を使うことはないのですが社用車ですぐに修理してくれないと困るとのことでしたので保険を使って頂きました。

ただ、そのときに現金で5万円用意してくれとのことでした。

正直、貯金もありませんでしたし給料日も先だったので絶望しました。

お金を貸してくれるような友達もいないので仕方なくキャッシングを行うことにしました。借金に少し戸惑いがあるのは両親が借金をしていたせいで未成年のときにローンを組むことが出来なかったからです。

ちなみに奨学金の審査も通らなかったので進学校に通っていましたが卒業後フリーターになりました。

話はそれてしまいましたが躊躇しながらも他に選択肢は無かったのでキャッシングを行いました。

郊外にある無人機に入り審査を待ちます。

もし、あの時未成年だったらと考えると今でも事故を起こしたのが二十歳になってからでよかったと思います。

クレジットカードやキャッシングローンは成年であれば連帯保証人なしで利用することが出来るので便利だと思います。

もちろん、考えて使わなければ自分のように泥沼にはまることになるわけですが。

事故を起こした時にあっさりキャッシング出来てしまったせいで簡単に現金を手にすることが出来るようになったので借金の回数が増えました。

まず、スロットです。スロットで負けてはキャッシングを行いを繰り返していたので一時期50万円ほどまで膨らんだこともありました。

スロットで勝った時にすべて借金の返済に使われてしまうので現在はスロットはしていません。

また、現金のみの買い物のときに利用することが多くなりました。例えばライブ会場だとかコミケだとかのクレジットカードが使えない場面でキャッシングをして買い物を済ますようになりました。

現在はライブなどはたまにしか行かなくなったのでキャッシングしなければならないほど現金が無いわけではないのでしていません。

今まではカードローンや借金といった存在に偏見があった

20代、女性、山口県在住。

趣味の生活を充実させるためにカードローンへ申込みをしました

私は多額のお金が掛かる趣味を持っており、その趣味のために生きているといっても過言ではないくらいに趣味を愛しています。

しかし、毎回の買い物にお金があまりにも掛かってしまうのでもっとお金があればよいのに、と愚痴ってしまう事が幾度か有りました。

趣味の仲間の人達は、高収入な旦那を持っているセレブな専業主婦や、高収入な仕事に就いている人や、元から家がお金持ちである人ばかりでした。

中には私と同じくごく普通の会社員をしている人もいるのですが、それでもお金が足りないようで掛け持ちのバイトをしてお金を稼いでいました。

趣味には創作活動が伴い、多大な時間も必要となるので、私はお金を得るためにアルバイトをして時間を潰したくは無いと思っていました。

年に二回趣味の催しがあるのですが、「金欠のために今回は欠席しようと思っている」と共通の趣味を持つ友人に伝えると、友人は「お金が無いならカードローンを作れば良いじゃない」と、私にカードローンの作成を勧めてきました。

カードローンを所持してからは欲しい物を買えるだけ買う自由な毎日

友人の勧めでカードローンを作ってみた私はその利便性に驚きました。

カードローンのカードを一枚所持しておれば、どこからであってもすぐにお金をおろせるのです。

カードローンのお陰で趣味の集まりにも参加ができ、欲しい物を沢山買い込みました。

交通費に、宿泊代に参加費用に商品購入、と思い切り催しを楽しもうとすれば数十万円は掛かってしまうイベントですが、カードローンのカードを所持して行ったので、「もしお金が無くなってしまったらどうしよう」とか「お金が足りなくなるからこれは購入できない」といった惨めな思いはせずに済みました。

オフの時期に返済のために貯金をしています

こうして趣味の催しがある時にだけカードローンでぱーっと使い、催しが無いオフの時期に貯金をして返済に回しているので返済のために困窮をした経験は未だにありません。

しかも返済方法はリボ払いなので、毎月たったの数千円の支払いで済んでおり少額なためにあまり利息の存在も感じず返済が苦痛になりません。

保守的な性格のために今まではカードローンや借金といった存在に偏見があったのですが、こんなに便利ならばもっと早くからカードを作っておけばお金のことで心配をしたり苦労をしたりせずに済んだのに、と少し悔しいです。

断れない性格からエステや着物を買う為にローンを組んでしまってからの転落

20代、女性、東京都在住

初めてのローン

高校までを東北の田舎で過ごし、卒業と同時に就職で上京してきました。

高校を奨学金を使って通うような貧乏でしたが、消費者金融などでの大きな借金というのは無い家庭環境で過ごしてきました。

借金は払えなくなると取り立て屋に追いかけられる。というドラマくらいのイメージしか無く、恐いと思っていました。

消費者金融はもちろん、クレジットカードも気付かない内にどんどん使ってしまうのではという恐怖でできるだけ使わないようにしていました。

しかし、仕事をし始めて1年半ほどたった頃です。

某CD/DVDレンタルショップから”お誕生日の方へ”と、有名エステ会社の割引チケットが送られてきました。

丁度年頃でしたし、友達も最近脇毛の脱毛していると聞いて気になっていたので、私はそのエステへ予約を取り脱毛をしてみることにしました。

チケットは1万円分無料になるものでしたが、実際に行って話を聞くと、1万円では足りないということでした。

・毛穴は沢山あり、一度抜いてもまた別の毛穴から生えてくるので合計で6ターンくらい脱毛しないと目立たなくはならない。

・脱毛は時間制で、10分○○円といった計算になり一回の施術では片脇の半分くらいしか抜くことは出来ない。

こんな感じの内容で話され、何度か通って脱毛しないと意味が無いので、それならぜひチケットを買って欲しい。その方が割安だからといった感じでお話を受けました。

お金がないと話すと、一番安いチケットは10万円のがあり、ローンで払えば一度に払うわけじゃないから大丈夫。といった感じで、トントン拍子に話は進み、結局ローンを組んでしまいました。

結局10万円のチケットでも6ターンの脱毛には到底足りず、次のチケットも勧められて逃げられなくなりそうだったので、金額がいくらか残った状態で行かなくなってしまいました。

そしてローン自体はその年のボーナスで払い切りました。

再びのローン

その後転職をしようと会社をやめ、転職先を探しつつフリーターをしていた頃の話です。

アルバイトを3つほど掛け持ちしていて、その日は夜まで家電量販店にて実演販売の仕事をしていました。

帰りに駅の催事場で、着物の催事をしていました。

掛け持ちしているアルバイトの一つで着物を着て配膳をするアルバイトをしており、自分で着物を着られるようになっていたので興味があり、見ていると店員の方に声をかけられました。

アルバイトの掛け持ちで、金銭的に少し潤っていたこともあり、洗える着物に帯などの小物を付け3万円ほど買いました。

そして、その際の店員の方とそれをきっかけに親しくなり、プライベートでも会うようになりました。

そんなある日、ぜひ招待したい催事があると誘われました。

そんな高級着物を買うほどの余裕もないし、やめておくよと言ったのですが、買わなくてもいいからぜひ来てと口説き落とされ行くことにしました。

実際行ってみると、沢山の綺麗な着物があり、とても楽しく過ごしました。

招待してくれた店員の方が付いて回ってくれて、気に入ったの有った?と聞いてきたりこれ似合うね!なんて話している内に、引くに引けなくなり結局30万円ほどの着物をローンで買ってしまいました。

その後もまた同じような手口で宝石の催事に招待された際に指輪を買うように勧められ、一悶着ありましたがこれは結局買わずに済みました。

カードローン

1年程フリーターをしていましたが、新しい就職先を見つけ新しい会社に入社しました。

その頃には私も金遣いが荒くなって来ており毎月給料日前は厳しく、貯金をしている余裕を持てませんでした。

そんな時に付き合っていた彼が仕事を辞めることになったのですが、実は社長にいくらかお金を借りていて返さないと辞められない。というのです。

彼は、職場環境が合わなかったらしく、みるみるうちに身も心もボロボロになっていたのでなんとか助けてあげようと話をきいていました。

彼がその前の年に引越をしたのですが、その時に資金が足りず社長に借りていたのと、毎月給料が足りず前借りで借りていた分など含めて30万円ほどだというのです。

さすがに呆れましたが、親にも頼れず一人で悩んでいる彼を放っておけず、遂に私はカードローンに手を出してしまうことになりました。

というのも、彼はすでに新しいローンを組めないほどに消費者金融などから借りており、カードの審査も通らない程だったのです。

たったの数年で、私も借金持ちになってしまい、今でも返済し続けています。

悪循環だと分かっていながらキャッシングで5万円を借りて支払いに

30代、女性、東京都在住です。

はじめてのキャッシング

毎月、もらっているお給料だけでは足りなくて、貯金を取り崩して生活していました。

でも、次第に取り崩す貯金さえもなくなってきてしまい、クレジットカードで食品などを購入するようになりました。

クレジットカードで買っても支払いが翌月に回るだけのことで、次第にそれも引き落としできない状態になってきました。

引き落としできず、振込用紙がやってくるようになってその期日までにも支払えないようになっていきました。

何枚もの振込用紙を前に、とうとうはじめてキャッシングコーナーへと行ってしまいました。

返済できるのかどうか自分でも心配で、とりあえず3万円ほど借りてみました。

即日審査のところで、主婦でも大丈夫でした。

すぐに借りられてびっくり

あまりに簡単にお金を借りることができてしまったので、かなり拍子抜けしました。

借りた3万円は次のお給料日にまず優先的に返済手続きをしに行きました。

利子は日割り計算だと聞いていたので、できるだけ早めに返した方が良いと知っていたためです。

また支払えない振込用紙がたまってきたころ、もう一度、同じキャッシングでまた3万円ほど借りました。

二回目のキャッシングでしたので、手続きのやり方も分かっていたということもあり一回目よりもさらにスムーズにお金を借りることができました。

これまた簡単に手に入った3万円で、滞っていた振込をすぐにしてきました。

借入金額がふえていく

借りた3万円はまたお給料日がきたらすぐに返済しました。

キャッシングって本当に便利で、すごい、と思っていました。

これがあれば、結構生活が回していけるのかもしれない、とも思いました。

三回目のキャッシングは5万円ほど借りました。

お給料日がくれば返せると思ったからです。

支払ってもすぐにまたやってくるいろいろな振込用紙にこれで支払いをしました。
借入手続きも慣れた感じにさえなってきました。

お給料日がきて、キャッシング分の5万円を返済しました。

でも、今回の5万円を最初に返済したことで、ますます当月の生活費がきつくなってしまいました。

生活費がないので、当然、溜まってしまう振込用紙も支払うことができません。

悪循環だと分かっていながら、またキャッシングで5万円を借りてしまいました。

5万円を借りて、5万円を返すということが何か月か続きました。

これでうまくいっていれば良かったのですが、5万円あっても振込できないくらいの振込用紙がくるようになってしまいました。

なんとかして収入を増やすことを考えないと生きていけなくなりそうです。

5年の予定で返済の250万円を3年ほどかかって返済しました。

30代 女性 神奈川県在住

1、気軽に手を出してしまったキャッシングによる借金

2、断れずにかさんだエステでのショッピングローン

3、おまとめローンでの返済

20代の時に借金を抱えることになってしまいました。

借金が出来てしまった理由は自分の金銭管理のなさによるものであると反省しています。

最初は小さなキャッシングからでした。

キャッシングというものを全く知らず、友達がそれでお金を出していると聞き気軽にお金が出せるものと思ってしまいました。

当時は大学生だったのですが、おしゃれをするにもブランドものを買えばお金が必要でちょっとしたアルバイトではお金が足りずにいました。

キャッシングもすぐに翌月に返すことが出来ないので、リボ払いになりました。

返済額が小額なので、あまり意識なく借金が増えて行くこととなりました。

最初は1枚のカードだったのですが、そのカードの限度額まできてしまい、他のカードのキャッシングにも手を付けてしまうこととなりました。

そうして2枚目、3枚目とどんどん持っている全てのカードの限度額いっぱいまで手を付けてしまったのです。

それでも自転車操業になりながらも毎月返済していたので、借金を背負っているという自覚はあまりありませんでした。

そのうち、自転車操業も回らなくなり、消費者金融系のカードにも手を付けてしまいました。

そんな山のような借金を背負いつつ、更に手をつけてしまったのがエステのショッピングローンです。

ある日、会社にアンケートの電話があり、アンケートに答えたお礼です、とエステの無料体験券が送られてきました。

気軽に行ったそのエステサロンで、言われるがままに勧められてしまいローンであれば月々5000円からの支払いで大丈夫だから、毎月払えない額ではないですよね?のような言い方をされ、それすらも払えないとは思われたくない、という見栄もありローンを組んでしまいました。

エステに通っていると、次々にコースを月々2000円の追加で付けられる、とかこのサプリが素晴らしいもので特別に、など持ちかけられ、
ローンがどんどん増えて行ってしまいました。

この時点でキャッシングとショッピングローンでもうクビが回らない状態になっていました。

月々の支払いも15万円ほどとなってしまっていました。

払えど払えど減る気配もなく、毎月毎月の支払い額が私には大き過ぎてどうやってこの借金と向き合えばよいのか分からなくなっていました。

その時、使っているクレジットカードの会社で、おまとめローンというものを見つけました。

とにかく毎月あちこちに支払っている状態で、金利も今と違って高かったので低金利のこのおまとめローンを使えれば何とかなるのではないか、と思いました。

このおまとめローンも審査がおりるのか、という疑問もありましたが、とにかくその時の借金の現状を正直に伝えてみました。

融資額は全ての借金が返済できる、まとめられるだけ、でしたがその時に気付いた借金の合計額は250万円でした。

自分でもそんなに借金がある、という事に驚きでした。

あちらから少し、こちらから少し、毎月小額の支払い、という積み重ねの結果がこれです。

初めて現実に気付いたのです。

今まで15万円ほど毎月支払っていたので、同じくらいの額を毎月返済する覚悟でしたがオペレーターの方が、余裕がある月には増額して払うことも出来るのでまずは無理のない月々5万円に設定されてはいかがか、と提案してくださいました。

約5年かけて返済するシュミレーションでした。

オペレーターの方が仰ってくださった月々5万円の返済にまずは設定し、余裕がある時は貯金ではなく、とにかく返済する方を優先して増額をしながら返済しました。

イベントなどが重なり、出費が多い月には5万円のままに出来たのでそれで良かったと思っています。

そうして、5年の予定で返済の250万円を3年ほどかかって返済しました。

毎月、どんどん借金が減って行くのが嬉しかったです。

借金がなくなった今、以前の返済していた時と同じように貯金をしています。

もう、目先に利益に騙されてしまうことはありません。

借金の日々は本当に自分の甘さに情けなく、反省しました。

今、お金との向き合い方がやっと正常になったと思っています。

ちょっとしたお金でも、毎月苦労して働くことで得たお金であり、大切にしなければならない事を借金の中から学びました。

お金に対する今の考え方があるのは、あの頃があったから、と思っています。

そして、もう二度と間違いはしません。

貸付可能額が「○万円の余裕があるんだ」というふうに残高がるように錯覚してしまいました。

福岡に住む30代の男です。

事の始まり

15年前のことですが20歳を超えていろいろな契約ができる歳になった時の冬、親の相談という形で始まった。

「名前を貸してくれないか」そんな半泣きの親の言葉に反対することも出来ず、20歳にとっては大金である10万円を工面することになったのです。

もちろん手持ちがあるわけでもないので消費者金融の窓口へ二人で行きました。

就職もしていて手取りで20万弱はあったし、10万という金額のためか審査は簡単に通りました。

親が「月々の支払はしていくからカードを貸しておいてね」疑うこともせず渡して親孝行したつもりで居ました。

が…その時は「限度額」というシステムもわからなくて上限50万円のカードが出来上がっていたのでした。

増えていく借金

数ヶ月した頃、消費者金融から一本の電話が有り、返済が遅れているとのことだったので「一回分払ってあげようか」と思い立ち、親にカードを貸すように求めたのですが…。

出し渋る親、顔色もよろしくないように見える。

次に「実は…」と切りだされた内容に驚愕。

数ヶ月の間に借金は減るどころか倍近くまで増えていたのです。

親が言うには、返済の2万円を入れてすぐに2万円を出すということを繰り返していて、さらに足りない時はもう2万、もう2万、と繰り返していたようでその額は20万円になっていました。

貸付可能額が残高に見える

そこでやっと、とんでもない事になっていることに気付き、カードを取り上げて「今月からは俺が払い込むからお金だけ渡してくれ」と言う風にすることにしました。

まだその時は20万円の借金はすぐに返せると思っていました。

次の月の支払いの時、私の中で何かが変化しました。

返済の2万円を払込んで領収書を見て利息は大幅に取られるものの残高が減っていることに安堵して、下の方まで目をやると…「ご使用可能残高」というような表記がありそこには約30万円の額が書いてありました。

何故か私は「30万円の余裕があるんだ」と錯覚してしまい気が大きくなっていったのでした。

加速する借金額

まだ20歳で欲しい物も沢山あるし、遊びたい盛りだったので毎月小遣いはいくらあっても足りない状態になって行きました。
気が付くと次の月には、親と同じことをしていました。

私の場合はさらに、自分の若さを過信してしまい数十万円ならばすぐに返せるだろうと根拠の無い変な自信によって、まさにどんぶり勘定とも言える計算で返済計画を立ててはお金を引き出してはまた、どんぶり勘定での返済計画を作る悪循環に陥りました。

すぐに壊れる返済計画のお陰で、その時すでに30万円という大きな借金ができていたのです。

しかし当時の私はまだ、本当の恐ろしさに気付いては居なかったのです。

軽い気持ちで消費者金融から借金をし家族を裏切りそして離婚へ

30代男性:香川県在住

私はこうして借金をしてしまいました

私はもともと借金をしないように気をつけて生きてきました。

ただ、どうしても欲しい物があり、軽い気持ちで消費者金融から10万円を借りました。

2週間くらいで給料日を迎え、特に問題なく返済しました。

それで、より一層消費者金融での借金に抵抗がなくなったように思います。

それ以降は何か大きな買い物とか、どうしても必要というわけでもなく、軽い気持ちで借金を重ねました。

その借金は返済することが難しい額になってきましたが、家族に相談することはできないと思い、他の消費者金融で借り入れをし返済に充てるという悪循環に陥りました。

そうして計5社から借り入れをし、250万円ほどの借金になっていました。

家族への裏切り

それでも何とか毎日生活できていたので何とかなるのではないかと考えていました。

素人考えですが、金利がもったいないので、完済できそうな少額のところから完済しようと努力しました。

私が借り入れをしたうちの2社はとてもすぐに何とか出来る状態ではなかったので、毎月少額ずつ返済し、保留状態にしていました。

残りの3社は完済できたと思っていましたが、私のミスで1社だけ完済できていませんでした。

私はそれに気付かず、日々を過ごしていました。

ある日、妻に「借金してるの?」と聞かれました。

正直時間が止まったようでした。

なぜ妻が気付いたのかと言うと、私は完済したと思い込んでいた1社から自宅に電話がかかってきたのだそうです。

本当に情けなくて涙が出ました。

妻も泣いていました。

それでも何とか完済をし、妻には「もう何もない」と答えました。

しかし、残り2社の借金返済は容易ではなく、結局これも妻の知るところとなりました。

私は2回も家族を裏切りました。

その後は妻の信用を取り戻すことが出来ずに離婚することになりました。

大切な1人息子も離れていきました。

完済

私の借金は数ヶ月レベルで何とかなるものではありませんでした。

不況の煽りでボーナスと残業代がカットされました。

毎月の収入はあまり変わらないので、返済は順調でしたが、年収は大幅に減額になりました。

それを補わなければ、慰謝料が払えないので夜にパチンコ店のホール清掃をするようになりました。

ほぼ毎日1時間ほど清掃をし、月に2~3万円ほどの収入を得ていました。

つい3年ほど前に完済することが出来ました。

返済そのものは長くかかりましたが、そう苦労をしたわけではありません。

しかし、私は家族を失いました。

完済したこと、貯金ができていることも伝えましたが、「信用は戻らない」と言われてそのままです。

身辺整理はできましたが、元に戻ることはないのだと思います。

私は当時のバカな私に言ってやりたい。

「借金を返せば元に戻ると思うな」

本当に後悔しています。