500万円にもなり勤め先や両親にまで迷惑をかけてしまった借金体験談
私が借金をするまで
私は高校卒業と同時に上京、警備会社に就職をしました。
当時は会社の景気も良かった事から、収入も毎月通常の高卒社会人の何倍もの収入があり、全く生活には困りませんでした。
今考えたらそれが最初の落とし穴だったかもしれません。
初めての借金
最初の借金は、車のローンでした。20を迎えた私は、相変わらず高収入を維持していましたが、それと比例して浪費癖もエスカレートしていきました。
仕事が終われば毎日のように飲み歩き、休みの日には毎日のように遊び歩いていました。
当時は貯金もありましたがその貯金にも手をつける有り様でもう経済感覚は麻痺していました。
周りがいい車を乗っていれば自分もそれが欲しいと言った有り様で、当時200万くらいの車を3年ローンで購入しました。それが初めての借金でした。
自分の経済感覚が結果の首を締める結果に
20歳を過ぎた私は、そこで転勤を命じられます。転勤の結果、収入は激減し、当時の私は車のローン以外にも2つくらいローンを組んでいて、毎月5万くらいの支払いがありました。
普通このくらいでもかなり大変なのですが当時はそう言った感覚は全くありませんでした。収入が減った事で当然生活は維持できなくなり、遂に消費者金融にも手を出してしまいました。
やがて23の頃には借金は500万にもおよび、毎月の支払いすらままならなくなりました。
借金を続けた結果とその後
借金が500万にもおよび、当時の収入は月に15万前後、毎月の支払いはも当然ままならなくなり、当初債務整理を行おうと弁護士に相談します。
弁護士費用も手元になかった事から、弁護士費用は分割で、毎月の支払いについては弁護士に頼んだ結果、減額にはなりましたがそれでも毎月の支払いがままならない状態となりました。
遂に弁護士にも愛想を尽かされ弁護士は辞任、再び借金に頭を抱える事となります。
勤め先にも取り立ての電話がかかってきた事もあり、それを気にかけた上司が遂に私の両親に連絡、事情を理解した両親は渋々ではありましたが、協力してくれる事となりました。
方法としては、両親とその上司から債権者に連絡、返済に必要な金額を両親が立て替えて支払うと言ったやり方が取られました。
結果、消費者金融、ローンやクレジット会社と言った債権者には借金は完済、それまで作ってきた私の借金約550万円を毎月5万ずつ返済する事となりました。
私の給料は当分両親が管理する事となりましたがそれでも確実に両親には借金を返済できた事は良かったと思います。
現在はその借金も完済、ローンを組む事にも支障はありませんが、特別大きな買い物でない限りは、現金払いを心がけています。